UKシーグラスとは

簡単に言えば、イギリスで採取されたシーグラスことです。
世界的に見てもイギリスのシーグラスは特徴的で、とても偶然の産物とは思えない、美しい模様が入ったものが多く採取されます。

シーグラスは元々海に捨てられたガラスです。普通に考えて、世界中どこを見ても、模様が入っていない無地の瓶の方が圧倒的に多いはずなのに、どうしてイギリスの、しかも北東部でだけ、こんなに特徴的な模様入りシーグラスが見つかるのでしょうか。
それには理由がありました。


その昔、イギリス北東部ではガラス産業が盛んでした。さまざまなものが作られていましたが、中でも代表的なものは、End Of Dayと呼ばれる、飛沫を飛ばしたような模様が入った、装飾的なガラス製品でした。

ガラス工場は隆盛を極め、1853年の創業時から、1921年に閉鎖されるまで、大量の失敗作やいらないガラスが、産業廃棄物として海に捨てられました。毎日、毎日・・・。

イギリスで見つかる、宝石のように美しいマルチシーグラス(模様が入ったシーグラス)は、この工場から捨てられたガラスたちが、長年波に削られて変身したもの。未だにイギリスの海には、たくさんのガラスが漂っているのだそうです。




イギリスでは、海岸でシーグラスを拾うことが一つの文化として成り立っているようです。何も考えずに捨てたガラスが、こうやって後世の人々によって拾われ、楽しまれているというのは本当に面白いことだと思います。

イギリスでのビーチコーミングの様子をどうしても実際に見てみたくて、2016年の3月に、Seahamのビーチへ行ってきました。
本当にこのような模様入りのマルチシーグラスが落ちていることに、とても感動しました。と同時に、地元で実際にシーグラスを拾っている人達の思いも感じることができて、とても有意義な旅になりました。旅の様子は、ブログにアップしておりますので、是非ご覧になって下さい。



当時のSeahamビーチの様子

↓ブログ
http://ameblo.jp/dokonjou19760707/themeentrylist-10095817466.html

Seahamのシーグラスが有名になるにつれ、世界中からビーチコーマーが訪れるようになり、今では昔ほどシーグラスが拾えなくなっているそうです。今後、シーグラスはますます貴重なものになっていくでしょう。

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ガラスを海に投棄することは、言うまでもなく良くないことですが、シーグラス拾いは、宝探しのようでとても楽しいものです。そして、シーグラスを集めることによって、思ったよりたくさんのゴミが打ち上げられていることに気が付かれることと思います。
もしもお客様で、ビーチクリーンをなさっている方がいらっしゃいましたら、ご注文の際にご一報下さい。ささやかながら、おまけをつけさせていただきます。シーグラスを通じて、環境問題について考える機会が少しでも増えればと思っております。

 

About the owner

野北香織

シーグラスや流木を使って、色々なものを作っています。褒めるとおまけをつけます。

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